『 ほによ 』 上の絵と下の絵では7カ所違うところがあります。探してください。 |
米所で育った方には、懐かしい風景なのではないでしょうか。稲刈りの後に稲を天日乾燥させているところです。 このイラストのように一本の杭に稲穂を掛けていくものを秋田では「ほによ」「ほにょ」「ほんにょ」「によ」などと呼ぶようです。「新穂」(にいほ)に由来する言葉だという説もあるのだとか。いずれにしても、秋ならではの風景です。 ところで、天日乾燥させる方法としては、横棒をわたしてそれに稲をかけていくやり方もあります。秋田ではこれを「稲架」(はさ)と言っていますが、「稲架掛け」方式と「ほにょ」方式っていうのは、地域によってくっきり分かれるんだとか。以前テレビでそんなことを見た覚えがあって、結構文化圏の差が出るものらしいです。テレビで見た時にはすごく感心して納得もしたのですが…。もう、何も覚えちゃいません。 このオバカな頭がうらめしいです。 |
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